日本と韓国でアートメイクは違うことを知っておく

女性のイラスト

アートメイクとは、専用の針で肌の下に色を入れていく医療施術です。
例えば、病気等で毛が抜けてしまった人などに行われます。近年では、美容目的で行う人が、日本でも韓国でも増えています。
眉毛やアイラインに施されることが多く、唇や髪の毛の生え際などにもアートメイクは使われます。汗をかいたりしても、簡単に落ちることはありません。

日本、韓国ともに、アートメイクを検討するのは、若い世代だけではありません。例えば老眼になると、メイクが思い通りにいかないという悩みが出てきます。アートメイクにすれば、日々の煩わしさから解放されるというメリットがあります。
メイクを落としたときに、メイク時とのギャップが少ないのもアートメイクのメリットです。

針で皮膚の下に色を入れるとなると、タトゥーを思い浮かべる人もいます。アートメイクとタトゥーは似て非なるもので、針を入れる深さが違います。
深く針を入れるタトゥーと違い、浅い部分に色が入るアートメイクは、おおむね2年から3年ほどで薄くなっていくのが特徴です。アートメイクならデザインや色の修正ができ、便利です。


韓国で施術するメリット・デメリット

アートメイクを施術するために韓国に行ったり、韓国旅行のついでに、アートメイクを済ませる人も増えてきました。
韓国でアートメイクを行う最大のメリットは、コストパフォーマンスです。日本で施術をするよりも、圧倒的に安い価格でアートメイクができます。 ただし、値段は安くても、いくつかリスクはあります。

肌にハリで傷をつけ、色素を入れることは、日本では医療行為とされます。免許や資格がないと日本でアートメイクはできないので、専門家が施術してくれるという意味で安心です。
コストパフォーマンスのみを追求して施術後にトラブルになると、厄介です。もし韓国でアートメイクの施術を検討するなら、安心して任せられる施設なのか、十分に調べる必要があります。

アートメイクを受けることができるクリニックやサロンは、韓国の方が圧倒的に多いです。競争原理も働き、価格も安く抑えられます。医療資格を持つ人が指導しなければいけない日本とは、大きく違います。

美容大国とも言われる韓国では、流行を取り入れるスピードが速いです。
常に最先端のアートメイクを検討できるメリットがある一方で、日本人には合わないデザインを勧められることもあります。
韓国でアートメイクを検討するなら、きちんと施術前にヒアリングをしてくれるところを探すと良いです。