アートメイクの痛みはどれくらい?施術で使用する麻酔
アートメイクとは、専用の針で肌の下に色を入れていく医療施術です。
例えば、病気等で毛が抜けてしまった人などに行われます。近年では、美容目的で行う人が、日本でも韓国でも増えています。
眉毛やアイラインに施されることが多く、唇や髪の毛の生え際などにもアートメイクは使われます。汗をかいたりしても、簡単に落ちることはありません。
日本、韓国ともに、アートメイクを検討するのは、若い世代だけではありません。例えば老眼になると、メイクが思い通りにいかないという悩みが出てきます。アートメイクにすれば、日々の煩わしさから解放されるというメリットがあります。
メイクを落としたときに、メイク時とのギャップが少ないのもアートメイクのメリットです。
針で皮膚の下に色を入れるとなると、タトゥーを思い浮かべる人もいます。アートメイクとタトゥーは似て非なるもので、針を入れる深さが違います。
深く針を入れるタトゥーと違い、浅い部分に色が入るアートメイクは、おおむね2年から3年ほどで薄くなっていくのが特徴です。アートメイクならデザインや色の修正ができ、便利です。
アートメイクで使用する麻酔は複数の種類があります。クリニックや施術を行う部位によっても変わってきますので、きちんと確認しておきましょう。
アートメイクの場合、最もよく使われるのが麻酔クリームを施術個所に塗って30分程度時間をおく表面麻酔です。
比較的簡単に局所麻酔をかけることができますが、完全に痛みを感じないわけではなく、施術中はチクチクとした感触があります。また、効果も1時間程度と短いため、施術が長引いている場合には途中で痛みを感じる可能性があります。追加することができますので、痛みが強くなってきたと感じたらその旨を伝えましょう。
アイラインの場合は、目の表面に麻酔をかける点眼麻酔を併用することもあります。
表面麻酔よりも効果が高い笑気麻酔は、笑気ガスを吸引している間は全身の感覚が鈍くなる安全性の高い麻酔です。
歯科医院や美容クリニック、皮膚科などで導入されていますが、アートメイク専門のクリニックでは取り入れていない可能性がありますので、笑気麻酔を検討している場合にはクリニックに確認しておいた方が良いでしょう。
また、笑気麻酔は別料金になるところもありますし、当日は車の運転ができないため、注意が必要です。